KES・環境マネジメントシステム・スタンダード

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2023.04.27

SDGインパクト基準のやさしい解説

「企業・事業体向けSDGインパクト基準」のやさしい解説 掲載にあたって
ここで御紹介するのは、「SDGインパクト基準」に関する解説です。
「SDGインパクト基準」とは、SDGsに取り組む企業・組織が、「責任あるビジネス慣行」...「CSR」と同義だと申し上げてよいと思います...と「インパクトマネジメント」(取組みの実行によって社会や組織の持続可能性に与える効果や影響を管理すること)の実践を「組織の意思決定」に組み込むことで、
より持続可能な経営を行い、社会の持続可能な発展とSDGsに対し最良の貢献をするための「良い取組みの進め方」を示したガイドラインのことです。
「規格」ではなく「ガイドライン」ですから、環境マネジメントシステムを運用している企業・組織にとってはISO14001、わけても「附属書A-この規格の利用の手引き-」と対照させることで、この基準で推奨されている内容がより分かりやすくなるのではないか?...と考えて内容を構成しました。
ISO14001をベースとしているKESにおいてもこの附属書Aは、使われる用語に多少の違いはあるものの、スタンダードにもとづいて活動する際に十分に参考となるものですから、本解説はKESを導入されている企業・組織がSDGsに取組む際にも大いに役立てていただけるものだと思います。
「月刊アイソス」誌(2023.3月号をもって休刊)に6ヶ月にわたって連載された記事(引用する用語や規格要求の表現がISO14001に沿ったものになったのは、同誌読者の多数に配慮したからである点を御容赦下さい。)ですのでかなりのボリュームになりますが、「SDGインパクト基準」に示された4つの分野と12の行動指針、更にそれら行動に関する31の推奨指標に分けて説明しましたので、一度に全部を読み下さなくても、SDGs取組みにあたって「ここはどうすればよいのだろう?」と思われた部分を"つまみ食い"的にお読みいただいても良いのではないかとも考えます。それと同時に文中では、SDGs取組みのみならずマネジメントシステム運用の望ましいあり方とはどういうものなのか?についても、私見も含めて推奨指標毎の解説の中で書き記しました。
企業・組織各位のSDGs取組みや(環境)マネジメントシステム運用の御参考になれば幸甚です。

1.アイソス記事 ('22.10月号 第1回) PDF

2.アイソス記事('22.11月号 第2回) PDF

3.アイソス記事('22.12月号 第3回) PDF

4.アイソス記事('23.1月号 第4回) PDF

5.アイソス記事('23.2月号 第5回) PDF

6.アイソス記事('23.3月号 第6回) PDF

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