Q&A(登録組織の方)

確認審査、更新審査の申請はどのようにするのですか
「KES環境マネジメントシステム確認審査登録申請書」または「KES環境マネジメントシステム更新審査登録申請書」を審査予定月の前々月に送付しますので、必要事項を記入して審査希望日(第1希望~第3希望)と共に提出ください。
その後審査3週間前までに所定の書類を提出ください。
事前提出書類は確認審査・更新審査共に共通で以下のとおりです。
1)最新の環境マネジメントマニュアル(規格7版準拠のもの)
2)昨年度の実績を含む「中長期の環境改善目標の概要並びに単年度実績」
3)今年度開始の「中長の環境改善目標の概要並びに単年度実績」
※今年度から新たな3カ年計画を作成し、取組開始されている場合のみご提出下さい。
4)昨年度1年間の実績の入った「環境改善目標計画書兼進捗管理書」
5)最近までの実績の入った今年度の「環境改善計画書兼進捗管理書」
6)最高責任者の評価記録(前活動年度末に実施のもの)
2018年4月にKESステップ1・ステップ2の規格が7版に改訂されましたが、何等かの対応が必要ですか。また、規格7版による審査はいつからですか
今回の改訂はISO14001(2015)で新たに登場したキーワードを活動に当たっての視点・観点として取り入れることにより活動に取り組む組織の視野を広げより有効なマネジメントシステムの実現に寄与することを目的としています。ただし新たに追加された内容のほとんどは考慮事項としており要求事項で追加されたのはステップ2の2.3.5点検(1)確認の項のみです。2019年6月から規格7版を適用しています。
2012年10月から、ステップ2SRとステップ2Enができましたが、現在運用中のステップ2は、このどちらかに移行しなければならないのですか
いいえ、二つの新規格は、従来のステップ1、ステップ2と並列に新設されました。ステップ1又はステップ2は従来通り継続できます
ステップ2SRまたはステップ2Enの審査登録をしても、従来のステップ2を継続することが必要ですか
いいえ、二つの新規格は、ステップ2の要素をすべて含んでいますので、従来のステップ2の各要素は新規格に引き継がれることになります
現在ステップ2を運用中ですが、ステップ2SRまたはステップ2Enのどちらかへ移行する場合、それらの規格の初回審査から受け直さねばならないのですか
ステップ2SRおよびステップ2Enは、ステップ2をベースにしたオプション版です。したがって、現在ステップ2を運用中であれば、付加部分を中心とした審査で移行していただけます。具体的にはステップ2の確認審査時間プラス1時間程度を想定しています。
会社の組織変更などがあった時に、KESへ連絡が必要ですか
登録されたKESに関わる下記の様な内容に変更があった場合は、KES事務局へご連絡ください(様式自由)。
  • 法的、商業上、組織上の地位
  • 組織及び経営層
  • 最高責任者、環境管理責任者、窓口担当者
  • 連絡先及び事業所所在地
  • 登録されたマネジメントシステムに基づく活動の範囲
変更以外に連絡が必要なケースがありますか
万一、法律に違反する事態が発生した場合は、KESへも一報ください
新年度活動を開始するに当たり何をしなければならないか
初回審査を受審するにあたって、コンサルの指導の下で実施いただいたことは、原則として活動年度末・年度初めに毎年実施いただく必要があります。
もう一度指導を望まれる場合は、有償でコンサルを受けていただくことも可能です。
KES活動の当初から「紙・ゴミ・電気」の削減に取り組んできたが、削減の余地が無く、新年度の目標を改善目標として設定できない。
エネルギー(電気、ガス、ガソリンなど)削減の目標並びに省資源の目標に関しては、少なくとも3年以上活動を継続しており現状以上に削減が難しいところまで来ている場合、「維持目標」として「前年実績」を目標値として活動いただくことも可としています。なお、従来維持目標の継続は3年までとしていましたが、2014年度以降撤廃しました。
活動期間も5年を超え、適当な目標を思いつかない
原則論で言いますと「削減目標」には必ず限界があり、いつかは行き詰ります。一方「増大目標」は限界がありません。貴社の業務の中で、「増やすと環境にプラスになる」ことを見付けて改善目標に取り上げましょう。「建前論は分かるが具体的に思い当たらない」という場合は、有償でコンサルを受けていただいたり、KES事務所の相談窓口を訪ねて見られることもヒントをつかむきっかけになるかも知れません。
環境管理責任者が急に退職し、KESの分かる社員が誰も居なくなった
お困りのことと察します。本来、全てを一人に任せず、何人かで分担してKESを推進しておれば、中核の方が退社されても深刻なダメージにはならなかったと推察します。しかし、今更、それを言っても始まりません。まず、新しい環境管理責任者を任命いただき、直近に開催されるKES構築講座を受講させてください。KES構築講座の受講によりKESの仕組みと実施すべき内容、また、その実施理由の概要を理解いただけます。
そのうえで、過去1年間の関連資料を参照いただければ、必ずや復活が可能であると信じます。それでも無理がある様でしたら、有償のコンサルを受けてください。
自己評価員養成講座を唯一受講している主任自己評価員が退職した
ステップ2の場合、自己評価員の内最低1人は、KES自己評価員養成講座を受講・終了していただくことをお願いしています。代わりの主任自己評価員を指名いただき、KES自己評価員養成講座を受講ください。なお、講座は偶数月のみ開催していますが、急ぎの場合は、奇数月に開催される京都工業会の「ISO14001内部監査員養成講座」を受講いただいても、同等に認定します。
KESのサポート体制を教えてください
下記の様に対応しています

(1) 有料コンサル
S1 1回2H \13,200
S2 1回3H \17,600
*コンサル時間については、ご都合に合わせて対応致します
*上記料金には標準の交通費を含みますが、遠方の場合は交通費実費を申し受けます。

(2) 構築講座(1日間)
1人 \11,500 資料付 (新任の環境管理責任者の方などの受講を推奨します)

(3) 構築講座(半日間)【新規設定】
1人 \5,000 資料付 (KESに関する社内教育としての受講を推奨します)

(4) 自己評価員養成講座(2日間)
1人 \33,900 資料付 (新任の主任自己評価員の方の受講を推奨します)

(5) 無料相談(来訪いただいて面談)
月~金 9:00~12:00、13:00~16:30 要予約、概ね1時間以内のご相談に応じます

(6) その他

  • KES倶楽部セミナー:2~3回/年開催。テーマはその都度設定。KES倶楽部メルマガでお知らせします。
  • KES倶楽部メルマガ:2回/月発行。KES倶楽部のセミナー、環境関連セミナー等の案内、法改正のお知らせなど
  • KESホームページ:トップページのトピックスで、環境セミナーの案内、法改正の動向、省エネ関連公的補助金の詳細など随時お知らせしています。
  • 無料のリフレッシュセミナーなども随時計画し、ホームページ等でお知らせします

[備考]緊急のご相談には電話でも対応しておりますが、なるだけご予約の上、ご来訪いただくようにお願いします。

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