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2019.03.25
3月23日に開催された「キクタニギクの花咲く菊渓の森づくり」に多数のKES登録企業様から苗を提供いただきました
京都市及び京都伝統文化の森推進協議会(事務局:京都市産業観光局農林振興室林業振興課)では「キクタニギクの花咲く菊渓の森づくり」を進めており、3月23日(土)に菊渓川周辺で一般市民も参加してキクタニギクの植栽イベントが開催されました。
昨年秋の台風21号で菊渓は荒れた状況でしたが多数の参加者によりキクタニギクの苗の植栽が行われました。
KESエコロジカルネットワークではこの絶滅危惧種のキクタニギクを生息域外保全活動として希望される事業所で育成いただいていますが、このうち有志の11事業所から植栽イベントに使用する苗を合計63株提供いただきました。
お礼の気持ちを込めて苗を提供いただいた事業所をご紹介します。
(順不同、敬称略)
日本新薬(株) 京都市上下水道局下水道KESグループ(8事業所)
(株)吉川工務店 (株)近藤建設 光星電工(株) (株)三橋製作所
(有)今西鉄工所 (株)半兵衛麩 武村建設(株) (株)青木建設
京都府熱処理事業協同組合
※キクタニギクは,乾いた崖や山麓の土手などに生える多年草で,日当たりを好みます。以前は,人々が柴を刈り,明るい森が維持されてきた東山・菊渓(菊谷)も,長年放置された結果,光が届きにくいシイ林へと変わり自生していたキクタニギクは絶滅しました。
数年前から京都市及び京都伝統文化の森推進協議会と市民が一体となって菊渓におけるキクタニギクの自生地復活に向け,キクタニギクの植栽を行っているものです。