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2018.03.22
「キクタニギクの花咲く菊渓の森づくり」に苗を提供して協賛いただいた組織様を紹介します
京都市及び京都伝統文化の森推進協議会(事務局:京都市産業観光局農林振興室林業振興課)では「キクタニギクの花咲く菊渓の森づくり」を進めており、3月17日(土)に菊渓川周辺で一般市民も参加してキクタニギクの植栽イベントが開催されました。
KESエコロジカルネットワークではこの絶滅危惧種のキクタニギクを生息域外保全活動として希望される事業所で育成いただいていますが、このうち有志の事業所から植栽イベントに使用する苗を合計81株提供いただきました。
お礼の気持ちを込めて苗を提供いただいた事業所をご紹介します。
(順不同、敬称略)
日本新薬(株) 京都市上下水道局下水道KESグループ(8事業所)
(株)元奈古 (株)吉川工務店 (株)近藤建設 光星電工(株) (株)三協電機製作所
京都府熱処理事業協同組合 京都生活協同組合
※キクタニギクは,乾いた崖や山麓の土手などに生える多年草で,日当たりを好みます。以前は,人々が柴を刈り,明るい森が維持されてきた東山・菊渓(菊谷)も,長年放置された結果,光が届きにくいシイ林へと変わりました。キクタニギクは,京都府レッドデータブック2015で,絶滅危惧種に区分され,「和名のもとになった京都市東山区菊谷では絶滅」と記されています。