KES(ステップ2)の取組手順と取組内容
エコロジーはエコノミー
日本紙工株式会社(製品パッケージの印刷・製造)
・2002年10月 KESステップ2取得
・社員数100人
・取得のための費用 30万円
内藤直樹さん(左)喜多村信吾さん(右)
15種に分別が徹底されている産業廃棄物・ごみ置場
 KES取得のきっかけは、「これからは環境問題は避けて通れない」という社長の判断と、得意先からのアンケート調査で、当社の環境問題への取組がとても遅れているという結果が出たことでした。
 KESの取組を導入してから、徹底した社員教育により、コンプレッサーのフィルター掃除、社内の自動販売機の消灯、各職場のエアコンの温度管理、排水ろ過装置の設置、産業廃棄物の分別等に全社的に取り組んできました。電力は初年度、前年度比10%もの削減ができ月平均40万円安くなりました。産業廃棄物も今ではリサイクル率96%となり、処理料金もKES導入前の半分以下になりました。まさにエコロジーはエコノミー。今ではパートを含む社員にすっかりKESが浸透し、家庭でも環境を意識した生活をするようになっているようです。
 昨年からは新たに、営業の際、当社製品のうち環境負荷の少ないものをすすめる活動等を重点テーマに取り組んでいます。当社のKESの取組が業界紙などでも取り上げられ、地域や取引先から好評をいただいています。今後、当社の活動を知って、多くの企業に環境問題への取組が広まることを期待しています。

(取締役 業務部長 内藤直樹さん、営業部 喜多村信吾さん)

2002年度
2003年度
削減率
電力使用量
(kWh
)
907,129 759,753 16.2%
産業廃棄物
(t)
--- 748 ---
環境問題への取組でも一流を目指す
ホテルグランヴィア京都
・2005年3月 KESステップ2取得
・職員数433人
・取得のための費用 40万円
KESの取組の推進役となるワーキングメンバーのみなさん
客室の使用済み石けんは回収され、リサイクル業者に引き取ってもらう
(株)ジェイアール西日本ホテル開発では、企業の社会的責任として、ホテル経営のみならず環境問題への取組でも一流でなければならないとの考えから、環境マネジメントシステムを導入しKESを取得しました。
 これまで、空調の運転時間の見直しや節水装置の導入、ペーパーレス化の推進、客室の使用済み石けんや割箸のリサイクル、パンの飼料化など、社員の発案による省エネや廃棄物削減に取り組んできました。その結果、売上を伸ばしつつ地球環境への負荷を低減(CO2換算で1,300t削減)することに成功しています。また、省エネや廃棄物削減による節減効果も3,500万円以上となっています。さらに、「環境」を切り口に業務の改善や効率化が進んだこと、全従業員が同じベクトルに向かって環境改善活動に取り組むことで、組織の横断性、企業の総合力が高まったことは、とても意義深い成果であったと感じています。
 今後は、ホテルから出た生ゴミを堆肥化し、その堆肥で作った安全でおいしい食材をホテルでお客様に提供する「食の循環」にも取り組んでいきたいと考えています。

(総務企画部経営企画グループ 内藤陽介さん)

環境改善項目
2004年度
2005年度
削減率
電力使用量
(kWh/100万円
)
1,085 875 19.3%
水使用量
(m3/100万円)
23.3 21.8 6.5%
廃棄物(可燃ごみ)
(kg/100万円)
77.3 59.7 22.8%
大幅に環境へのダメージを減らし、コスト削減を実現
日本電気化学株式会社(電子機器・部品製造業)
・2002年2月 KESステップ2取得
・従業員数210人
・取得のための費用 33万円
・削減効果額 初年度824万円
田島部長(左)、松藤課長(右)
河川清掃(山科美化推進企業協議会)に参加
 97年の地球温暖化防止京都会議以来、環境経営が企業の社会的責任となり01年度から環境活動を始め、翌年にKESを取得しました。これまで電力、紙、廃棄物の削減などに取り組んできましたが、とりわけ効果が大きかったのは廃棄物です。紙類などの分別を徹底し、ゴミは年間12tから6tに減りました。
 取得し、社員全員が環境負荷の低減に取り組むことで、社員の意識が高まり、社内だけではなく家庭でも環境に配慮したライフスタイルを心がけるようになっています。取組の一環として地域清掃も行っており、地域の方々との触れ合いの機会が増えたことも嬉しいですね。
 KESの導入から3年たち、今では資源の無駄遣いがなくなりました。今後は新たに、製品含有化学物質システムの構築に取り組んでいく予定です。

(品質保証環境管理部 田島宏部長、松藤照茂課長)

環境改善項目
2001年度
2002年度
削減率
電力使用量
(kWh
)
727,523 710,780 2.3%
紙(コピー紙、応用用紙)使用量
(枚)
388,000 303,803 21.7%
一般廃棄物排出量
(kg)
6,900 3,333 51.7%

特定非営利活動法人
KES環境機構

kes-ems@keskyoto.org

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