KES(ステップ1)の取組手順と取組内容
生徒たちとともに「環境にやさしい学校」づくりを推進
京都府立北稜高等学校
・2003年8月 KESステップ1を取得
・教職員数78人、生徒数872人
・取得のための費用 10万円
(左から)横山先生、山段先生、杉原先生
ミミズが入った箱の前で
堆肥を使って育てている花
 本校では「自分で考え、自分で表現する」「地球と人間」をテーマに、以前から環境学習や環境問題への取組を行っており、環境基準の見えるKESを取得しました。これは全国の普通科高校で初めての登録です。
 
ミミズを利用して生ゴミを堆肥化し、その堆肥を使って花などの植物を育てています。花は最寄の駅や地域の福祉施設に寄贈しています。また学校近くの川の水質調査や大気汚染調査の他、1か月ごとに各学年で空き教室の電気消灯やごみの分別を評価しています。これらの活動をKESの仕組に基づいて目標管理の形で実行しています。活動は生徒たちが中心に行っており、「KESを取得してから、家庭でも環境を意識した生活をするようになった」といった声が聞かれています。生徒たちへのアンケート調査からも、学年が上がるごとに環境を意識した生活をするようになっていることが分かります。
 今後は、生徒たちから提案があった、ドングリの苗木を植える「北稜の森づくり」や、蛍が棲める川の復活計画など、更に「環境にやさしい学校」づくりを進めていきたいと考えています。

(生徒指導部 山段忠正先生、
                      杉原光雄先生、横山賀子先生)

2002年度 2003年度 削減率
電力使用量
(kWh)
177,470 171,180 3.6%
水使用量
(m3)
5,235 4,320 17.5%
取組内容(一部)
花などの植物の栽培
*2003年4月〜2005年7月の期間、シマミミズ約1万匹が、調理実習等から出る生ゴミ1トンを堆肥化。
*2005年度には、栽培した花のプランターを、最寄り駅等に計72個寄贈。
水質・大気の調査
*2005年度は14回実施
節電・節水の啓発
*電力使用量は2002年度177,470kWhから2003年度171,180kWhとなり、3.6%削減。
*水道蛇口付近の節水カード設置等により、水道使用量は2002年度5,235m3から2003年度4,320m3となり、17.5%削減。
低コストで、楽しく取り組める
医療法人財団医恵会 七条武田クリニック
・2005年1月 KESステップ1取得
・従業員数11人
・取得のための費用 10万円
武田理事長(左)、現場で率先して取り組んでおられる西村看護師長(右)
院内の全てのエアコンのコントローラーに適正温度の表示
 環境問題が深刻になる中、健康を管理する医療機関においても何とか環境負担を減らせないかと考え、KESを取得しました。
 職員はみな環境宣言を書いたカードを携帯し、楽しく取り組んでいます。電気でも、今ではすっかり無駄遣いしないのが当たり前になりました。取得後、電気、紙使用量とも順調に減っています。
 KESを取得して、職員の環境問題への意識が高まり、各家庭でも取り組むようになっています。病院内にKESを取得したお知らせを掲示していると、興味をもって見て下さる患者様もおられ、市民の関心の高さに驚きました。
 これまで一般的に医療機関はあまり環境問題に取り組んできませんでしたが、医療機関から出るゴミは決して少ないとは言えず、本当は医療機関こそ取り組んでいかなければならない問題だと思います。KESは低価格で取得でき、小規模の医療機関でも取り組みやすいですよ。当クリニックのKES取得が、今後、他の医療機関が環境問題に取り組むきっかけとなることを願っています。

(武田智美理事長、総務部 森本茂樹係長)

2003年9月〜
2004年5月累計
2004年9月〜
2005年5月累計
削減率
電力使用量
(kWh
)
67,809 57,250 15.6%
紙使用量
(枚)
17,789 14,444 18.8%
KES環境教育を実践
京都市立嵐山小学校
・2001年11月 KESステップ1取得
・職員数31人、生徒数460人
・取得のための費用 10万円
村上校長先生と鯉の孵化のための水槽
環境ポスターは子ども達が製作
 以前から”環境にやさしい学校づくり”を目指し、学校教育の中で生徒達への環境教育を行ってきましたが、KESをとってからは生徒達も教職員も、より意識して電気や水、ガスなど資源を大切にするようになりました。
 生徒達が所属する環境委員会を中心に、全校をあげて照明や電気、ガスの効果的な使用や、牛乳パック・乾電池などの回収、環境ポスターの製作、 鯉の放流などに取り組んでいます。学校には雨水ポンプがありますが、生徒達が各自植物を育てるとき、水道水ではなく雨水ポンプの雨水を使用するよう指導しています。そういった身近な活動を通して、生徒達に環境を大切にする気持ちを身につけていってほしいと願っています。
 子ども達が自然、環境を大切にする気持ちを身につけていくことは、将来、成熟した市民社会の形成につながります。電気、ガスなどの削減はなかなかマニュアル通りにいかないこともありますが、今後も取り組んでいきたいと思っています。

(村上繁樹校長先生、藤木茂之教頭先生)

2002年度
2003年度
削減率
電力使用量
(kWh
)
121,059 116,947 3.4%
ガス燃料使用量
(m3)
9,970 8,196 17.8%
水使用量
(m3)
9,331 6,514 30.2%

特定非営利活動法人
KES環境機構

kes-ems@keskyoto.org

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